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外壁の種類はどれを選ぶ?一覧で特徴と選び方を解説

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鳥居 康孝

筆者 鳥居 康孝

不動産キャリア30年

これからの社会の根底を不動産業を通して変えていきたいと強く考えています。この業界は長いので、過去・現在・未来の変化を肌で感じていますので、お客様に寄り添ったご提案には自信があります。どんな些細なことでもお気軽にお問合せください。

このブログはこのような方におすすめ!
  • 新築住宅を建てる予定の方
  • 外壁リフォームや張り替えを検討している方
  • デザイン性とコストのバランスを重視したい方

家づくりやリフォームを考え始めると、まず気になるのが外観ではないでしょうか。
その印象を大きく左右するのが外壁ですが、実は種類が多く、一覧で見ても違いが分かりにくいものです。
窯業系や金属系のサイディング、モルタルやタイル、ALC、木質系・樹脂系など、それぞれに特徴や向き不向きがあります。
また、選ぶ外壁材によって、耐久性や防水性、断熱性、メンテナンスの手間も変わってきます。
この記事では、家の外壁に使われる主な材料の種類を一覧で整理しながら、メリット・デメリットや仕上げの違いまで分かりやすく解説します。
自分の暮らしに合った外壁の種類を選ぶための考え方もお伝えしますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

家の外壁に使われる主な材料の種類一覧

日本の住宅では、多くの建物でサイディングやモルタルなどの外壁材が使われています。
なかでも窯業系サイディングは、新築住宅で高いシェアを占める代表的な外壁材です。
そのほかにも、金属系サイディング、モルタル塗り、タイル張り、軽量気泡コンクリートを用いたALCパネル、木質系や樹脂系サイディングなど、複数の種類があります。
このように、外壁材には多様な選択肢があり、それぞれ素材や構造、仕上げ方法が異なるため、特徴を整理して理解しておくことが大切です。

まず窯業系サイディングは、セメントを主成分とし、繊維質原料などを混ぜて高温高圧で成形した板状の外壁材で、デザインの種類が豊富なことが大きな特徴です。
金属系サイディングは、表面に塗装した金属板を用いた外壁材で、軽量で躯体への負担を抑えやすい点が評価されています。
モルタル外壁は、セメントや砂と水を練り合わせた材料を下地に塗り付けて仕上げる工法で、塗り方次第で多様な表情を出せる伝統的な外壁の一つです。
さらに、粘土を焼き上げたタイルや、軽量気泡コンクリートを用いるALCパネル、天然木を加工した木質系サイディング、樹脂を主原料とした樹脂系サイディングなども住宅外壁材として用いられています。

外壁材は、見た目の印象だけでなく、素材ごとに質感も大きく異なります。
窯業系サイディングは、レンガ調や石目調、木目調などの模様が施され、本物に近い陰影や立体感を表現しやすい素材です。
金属系サイディングは、すっきりとしたラインが強調されるスタイリッシュな印象になりやすく、金属特有のシャープさや光沢を生かした外観に向いています。
モルタルや塗り壁は、左官仕上げによる手仕事の風合いが出やすく、凹凸感や柔らかな陰影によって重厚感のある外観づくりが可能です。
また、タイル外壁は硬質で高級感のある質感となり、ALCは塗装仕上げと組み合わせることでシンプルで落ち着いた外観にしやすいことが特徴です。

外壁材の種類 主な素材・構造 おおまかな特徴
窯業系サイディング セメント系成形板 デザイン豊富・普及材
金属系サイディング 塗装金属板と断熱材 軽量・シャープな外観
モルタル外壁 セメント砂モルタル 塗り仕上げの風合い
タイル外壁 焼成タイル仕上げ 高級感・硬質な質感
ALCパネル 軽量気泡コンクリート 軽量・塗装仕上げ前提
木質系・樹脂系 天然木や樹脂素材 自然な質感や軽量性


外壁材の種類ごとの特徴とメリット・デメリット

まず、よく使われる外壁材として、窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタル、ALCパネルなどがあります。
窯業系サイディングは、セメント質材料と繊維質材料などを原料に成形したボード状の外壁材です。
金属系サイディングは、鋼板などの金属に断熱材を一体化させた軽量な外壁材です。
モルタル外壁は、砂とセメントと水を練り合わせて塗り付けて仕上げる工法で、ALCパネルは軽量気泡コンクリートを板状にした外壁材です。

窯業系サイディングは、意匠のバリエーションが多く、タイル調や石積み調など多様なデザインを選びやすい点が特長です。
金属系サイディングは、薄くて軽量でありながら、断熱材と組み合わせることで一定の断熱性能が期待できるものが多いとされています。
モルタル外壁は、左官職人が塗り仕上げるため、塗り方次第で質感に味わいを出しやすい特徴があります。
ALCパネルは、多数の気泡を含む構造により、断熱性や遮音性、耐火性に優れていることが指摘されています。

それぞれの外壁材には、メリットとともに注意したい点もあります。
窯業系サイディングは、意匠性に優れる一方で、目地のシーリング材の劣化に注意が必要であり、定期的な補修が求められます。
金属系サイディングは軽量で建物への負担が小さい反面、塗膜が劣化するとサビが発生しやすく、塗装によるメンテナンスが重要です。
モルタル外壁は、下地や施工方法によってはひび割れが生じやすいとされ、特に多数のひび割れや下地まで到達するひび割れなどは注意が必要とされています。

外壁材の種類 主なメリット 主なデメリット
窯業系サイディング 意匠性が高く種類が豊富 目地シーリング劣化に注意
金属系サイディング 軽量で耐震性に有利 塗膜劣化時のサビリスク
モルタル外壁 自由度の高い塗り仕上げ ひび割れ・浮きの発生リスク
ALCパネル 断熱性・耐火性・遮音性 吸水しやすく防水対策が重要
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塗装や仕上げの違いで変わる外壁の種類と印象

同じ外壁材でも、表面の仕上げ方法によって見た目の雰囲気や質感は大きく変わります。
代表的なものとして、サイディングの表面模様や塗装仕上げ、専用機械で材料を吹き付ける仕上げ、左官職人がコテで仕上げる塗り壁、タイルを貼り付ける工法などがあります。
吹付け仕上げでは細かな凹凸模様をつくりやすく、塗り壁ではやわらかな陰影、タイル貼りでは重厚感や高級感が出やすいといった特徴があります。
このように、仕上げの種類を知っておくと、外壁の印象を具体的にイメージしながら検討しやすくなります。

外壁の塗装に使われる主な塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などがあります。
耐用年数の目安は諸条件で変動しますが、一般的にはアクリルでおよそ5〜7年、ウレタンで7〜10年、シリコンで10〜15年程度とされ、フッ素は15〜20年、無機は20年以上を想定した製品も見られます。
塗料のグレードが上がるほど耐久性や耐候性が高くなる一方、材料費は高くなる傾向があります。
そのため、初期費用だけでなく、塗り替えの回数や長期的なメンテナンス費用も踏まえて塗料の種類を選ぶことが大切です。

色やツヤ、表面の凹凸といったテクスチャーは、外観デザインの印象だけでなく、汚れの目立ち方やメンテナンス周期にも影響します。
明るい色は膨張色となり建物を大きく見せやすく、色あせも目立ちにくい一方で、濃い色は重厚感が出る反面、退色や汚れが目立ちやすい傾向があります。
さらに、ツヤ有りの塗装は汚れが付きにくく手入れしやすい一方、落ち着いた印象を求める場合にはツヤを抑えた仕上げが選ばれることも多いです。
このように、仕上げの質感まで含めて検討することで、見た目とメンテナンス性のバランスが取れた外壁計画につながります。

仕上げ方法 見た目の印象 メンテナンス面の特徴
吹付け仕上げ 細かな凹凸模様の外観 汚れが凹凸部に残りやすい
塗り壁仕上げ 手仕事感のある柔らかい表情 ひび割れ発生時は補修が重要
タイル貼り仕上げ 重厚感と高級感のある外観 目地や浮きの点検が重要
塗装仕上げ 色とツヤを選べる外観 塗料寿命に応じた再塗装

家の外壁の種類を選ぶときの判断基準と相談のポイント

家の外壁の種類を選ぶときは、まず予算と今後の維持管理にかけられる費用や手間を整理することが大切です。
初期費用だけでなく、塗り替えや補修が必要になる周期と、そのたびにどの程度の費用が必要になるかも考えておくと安心です。
さらに、日当たりや風通し、周囲の建物との調和なども踏まえて、外観デザインと性能の両方を比較しながら検討することが重要です。
このように全体の条件を整理しておくと、候補となる外壁材の種類を絞り込みやすくなります。

また、地域の気候条件も外壁材選びに大きく関わります。
雨が多い地域や風が強い地域では、防水性や継ぎ目の処理方法、表面の汚れにくさが特に重要になります。
一方で、夏と冬の温度差が大きい地域では、断熱性や躯体への熱の伝わり方を考慮することが求められます。
このような気候の特徴と、外壁材ごとの耐久性やメンテナンスのしやすさを照らし合わせて検討することが、長期的に安心できる住まいづくりにつながります。

新築と外壁リフォームでは、外壁材の選び方で注意すべき点が異なります。
新築の場合は、構造や断熱方法、開口部の大きさなどと合わせて外壁材の種類を決められるため、デザインと性能を一体で考えやすいことが特徴です。
一方、リフォームでは、既存の下地や構造との相性、外壁材を重ね張りする場合の重量増加への配慮、防水層の状態などを慎重に確認することが欠かせません。
工事内容によっては補強工事や下地のやり替えが必要になることもあるため、事前に調査を行い、工事範囲と費用の見通しを共有しておくことが大切です。

外壁の種類を決める前には、家族で優先したい条件を整理しておくと相談がスムーズになります。
たとえば、外観の雰囲気、予算、将来の塗り替え周期、汚れの目立ちにくさ、遮音性や断熱性など、重視する順番を決めておくとよいでしょう。
そのうえで、専門家に相談するときには、外壁材ごとの耐用年数の目安、必要となるメンテナンス内容と時期、工事中の生活への影響、保証の内容などを具体的に確認することが重要です。
疑問点をそのままにせず、複数の案を比較しながら説明を受けることで、自分たちの暮らし方に合った外壁の種類を選びやすくなります。

判断の観点 確認したい内容 相談時のポイント
費用と維持管理 初期費用と更新費用の総額 耐用年数と塗り替え周期
気候と立地条件 雨風や日射の当たり方 防水性と断熱性のバランス
建物条件 既存下地と構造の状態 重量や工事方法への影響

まとめ

外壁にはサイディングやモルタル、タイル、ALC、木質系など多くの種類があり、それぞれ見た目も性能も大きく異なります。
どれを選ぶかで、家の印象だけでなく、耐久性やメンテナンスの頻度、将来のコストも変わります。
予算や暮らし方、メンテナンスにかけられる時間を整理したうえで、専門家と一緒に比較検討することが失敗しない外壁選びの近道です。
当社では、外壁の種類ごとの特徴や将来の費用まで丁寧にシミュレーションし、最適なプランをご提案します。
外壁選びで迷われている方は、まずはお気軽にご相談ください。

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