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不動産の無料査定はどんな流れなのか?手順や準備するポイントも紹介

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鳥居 康孝

筆者 鳥居 康孝

不動産キャリア30年

これからの社会の根底を不動産業を通して変えていきたいと強く考えています。この業界は長いので、過去・現在・未来の変化を肌で感じていますので、お客様に寄り添ったご提案には自信があります。どんな些細なことでもお気軽にお問合せください。

このブログはこのような方におすすめ!
  • 不動産を売るかどうか迷っている
  • 査定前の準備や注意点を知りたい
  • 売却で失敗したくない

「不動産を売りたい」と考えたとき、まず気になるのが「自分の不動産はどれくらいの価値があるのか」ということではないでしょうか。特に、無料査定と聞いても実際にはどのような流れで進められるのか、何を準備すればよいのか分からず不安を抱える方も多いかもしれません。

この記事では、不動産の無料査定がどのように進められるのか、その種類や事前準備、依頼から結果の確認方法まで、分かりやすく解説いたします。迷いや疑問を解消し、安心して査定に進むためのポイントをまとめていますので、ぜひご参考になさってください。

無料査定の種類とその違い

不動産の無料査定には、大きく分けて「AI査定(簡易査定・匿名査定)」「机上査定(簡易査定)」および「訪問査定」があります。それぞれの特徴と所要時間を整理してご紹介します。

まず、AI査定(簡易査定・匿名査定)は、物件の所在地、面積、築年数などの基本情報を入力するだけで、人工知能が査定価格を算出してくれます。インターネット上ですぐに結果が得られるため、手間がかからず、匿名で利用できるサービスもあるのが特長です(メールアドレスのみ必要な場合もあります)。

次に、机上査定(簡易査定)は、現地調査を伴わず、類似物件の過去取引や公示価格などをもとに査定価格を算出する方法です。依頼はウェブや電話で可能で、即日から数日以内に結果が届くことが多く、まず相場を把握したい方に適しています。

そして訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に物件を訪れ、敷地・建物・内装・周囲環境などを詳細に確認して査定を行う方法です。精度が高く、実際の売却価格に近い査定が可能ですが、査定には数日から1週間程度かかることがあります。

以下に、3つの査定方法について、特徴と所要時間を比較しやすいように表形式でまとめました。

査定方法 特徴 所要時間
AI査定(匿名) 基本情報を入力するだけで自動算出、匿名で利用可能 即時~数時間
机上査定(簡易査定) データに基づいた概算、複数業者と比較しやすい 即日~数日
訪問査定 現地調査ありで精度が高い、担当者と相談できる 数日~1週間程度

無料査定を依頼する前に準備すること

不動産の無料査定を依頼する前に、以下のような書類や情報をあらかじめ整理しておくことが大切です。適切な準備により、査定がスムーズかつ正確になります。

準備する内容 具体例 意義
必要書類 登記簿謄本(登記事項証明書)、建物図面・間取り図、固定資産税納税通知書 所有権や物件の概要、税額が正確に伝わり、査定精度が向上します。
ローンや修繕履歴 ローン残高証明書、返済予定表、修繕工事の契約書や履歴 残債の有無や修繕済みの事実が査定額に反映されやすくなります。
売却希望条件 希望売却価格、時期、譲れない条件(例:引渡し時期など) 不動産会社へ要望を明確に伝えられ、査定と後続対応が一貫しやすくなります。

まず「登記簿謄本(登記事項証明書)」を用意しておくことで、所有者や面積、抵当権などの重要情報が確実に伝わり、査定がスムーズに進みます。また、「建物図面」や「間取り図」は物件の構造や設備の理解に役立ち、査定内容の精度にも好影響を与えます。さらに、「固定資産税納税通知書」は税額や評価額を押さえておくのに欠かせません。これらの書類は法務局や役所、市町村役場で取得できますが、オンライン申請できるものもあり、時間を節約できます。

次に、住宅ローンが残っている場合には「ローン残高証明書」や「返済予定表」の取得をおすすめします。これらの書類により、残債の状況が明確になり、売却価格に対する返済負担が把握できます。また、過去の修繕履歴や工事契約書を提出できれば、物件の状態をより正確に査定してもらえる可能性が高まります。

最後に、ご自身の希望を整理しておくことも重要です。たとえば「いつまでに売りたいのか」「価格の希望幅はどのあたりか」「譲れない条件はあるか」といった点を明確にすることで、不動産会社とのやりとりがスムーズになり、ご自身が納得できる査定結果につながりやすくなります。

無料査定の依頼から査定結果までの流れ

まずはウェブサイトや電話を通じて、AI査定または机上査定を依頼します。ウェブ上の入力フォームに、住所・面積・築年数・間取りなど必要な情報を入力することで、数十秒から数日ほどで概算の査定結果が得られます。AI査定は特に迅速ですが簡易的な査定であり、精度はやや低めです。机上査定も同様に手軽で、複数社に依頼して相場感を把握することが可能です。なお、どちらも基本的に無料で利用できます。

次に、AI査定や机上査定の結果を受け取ったら、査定結果に記載された金額の妥当性を確認します。査定書には、比較対象となった近隣の成約事例や独自の計算基準が示されていることが一般的ですので、根拠の有無をきちんと確認し、納得できるかどうか判断していただくことが大切です。

さらに精度の高い査定を希望される場合は、訪問査定を依頼します。訪問日時を調整し、査定担当者が物件をご訪問して現地調査を行います。調査時間は通常30分から1時間程度で、建物の状況や周辺環境、設備の状態などを丁寧に確認します。訪問調査後、数日から1週間ほどで査定結果がまとめられ、報告を受け取る流れとなります。

ステップ 概要 所要時間の目安
AI査定/机上査定の依頼 ウェブや電話で依頼し、住所・面積などを入力 数十秒~数日
査定結果の内容確認 査定金額の根拠や妥当性をチェック 即時~数日
訪問査定の依頼と実施 担当者が現地を訪問して詳細調査 訪問:30分~1時間、結果まで:数日~1週間

査定結果をどう活用するか

無料査定の結果は、ただ価格を知るだけではなく、その後の売却活動を進める上で重要な判断材料になります。まず、提示された査定額の「根拠」をしっかり確認しましょう。査定書に記載された過去の成約事例や周辺相場、物件の状態などの説明が適切であるかを見極めることがポイントです。不十分な説明や曖昧な根拠に基づく金額であれば、信頼性の点で注意が必要です。査定額を理解する際には、目安としての性格があり、必ずしもその金額で売れるわけではないことも念頭に置いておきましょう。

次に、査定結果をもとに媒介契約や売却のスケジュールについて検討します。査定額やその根拠をもとに、自らが望む売却時期や価格とのバランスを考え、たとえば一般媒介・専任媒介などの契約条件や広告方法について整理しましょう。媒介契約により、レインズ掲載やチラシ、ポータルサイトへの掲載などが可能となり、売却活動を進める上での重要な一歩となります。

そして無料査定の後は、いよいよ具体的な売却準備へと進みます。査定額を参考に、売り出し価格の設定や販売戦略を練ることが求められます。売り出し価格と成約価格には差が出ることもあるため、価格設定や柔軟な価格調整の計画を立てておくと安心です。さらに、売却準備に必要な書類や現地調査の手配などもこの段階で整理しておきましょう。売却活動を円滑に進めるための次のステップとして検討すべきことが明確になります。

以下に、査定結果活用のポイントを整理した表を示します。

活用ポイント 内容
査定根拠の確認 査定書に記載された事例・相場・物件状態の説明を確認
媒介契約の検討 査定額・条件をもとに契約形態や広告方法を選ぶ
次の準備 売り出し価格設定・書類準備・スケジュール調整

まとめ

不動産の無料査定は、どなたにとっても身近で利用しやすい仕組みです。最初に簡易的なAI査定や机上査定を活用し、大まかな価値を把握できます。さらに詳しい価格を知りたい場合には訪問査定に進むと、より納得できる根拠を得ることができます。査定を依頼する前に必要な書類やご自身の要望を整理しておくことで、手続きを円滑に進められます。無料査定の結果は、今後の売却準備やライフプランの検討にも役立ちます。


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